2008年10月21日火曜日

日本と米国 大学生の姿勢と環境

今日(10月21日)の読売新聞の人生相談で、パートの母親が大学留年確定の息子(大学3年生)について嘆いていました。毎年100万円の学費が必要で4年分の貯蓄しかないのに、息子はバイトや飲酒のあげくの寝坊で出席日数が足りず留年確定とのこと。勉強する気がないのなら大学中退するように母親が勧めるものの、息子はその場限りの言い訳で大学に居座り続けているそうです。
アドバイザーの方が言っているように20歳過ぎたいい大人が親のすねをかじっていつまでも大学で遊んでいるのは良くないですね。大学を卒業したければ学費を自分で稼ぐよう突き放すべきだと思います。

ところ変わってアメリカではもっと悲惨なことになりそうです。米国では、学生向けの学資ローンが充実していて、自ら借金して大学を卒業する学生が多いそうです。借金してまで大学に行くわけですから日本のように大学をアミューズメントセンタのように考えているアホ学生(これはあくまでも個人的偏見ですが、私が学生だったころ、特に経済学部の連中(失礼、私は工学部で実験に明け暮れていました)は遊びまくっていました。こんちくしょう)よりはよほど真剣に学業に励み、社会に出てからより多くの金を稼げるよう頑張っていると思います。そんな彼らにとって、最近の不景気は非常につらいですね。

New Law Grads Urged to Have Backup Plans (from ABA Journal)
Posted Oct 20, 2008, 01:21 pm CDT
By Molly McDonough
The nearly 44,000 law students set to graduate in 2009 will have at an average of $73,000 in loan debt and face a grim hiring market...(more)

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